10/12/2009

映画「犬と猫と人間と」

突然ですが、デパートやホームセンターで犬や猫が売られているのを見て、どう思いますか?

日本にいれば当たり前の光景で、特に変わったことだとは感じないと思います。でも同じようなことをしている先進国(OECD加盟国)は他にアメリカだけ。ドイツやイギリスなど、他の先進国では飼う前の資格検査やペットショップへの厳格な出店規制など、動物を「衝動買い」することなんてまずできません。

売買も出店も野放し状態の日本、毎年殺処分される犬猫の数は約35万匹で、これはイギリスと比較すると約15倍なんです。イギリスの人口が日本の約半分だとしても大過ぎないか・・・日本はこれでいいのか?

そんな問題に正面から取り組んだ映画が、「犬と猫と人間と」


映画のスポンサーは何と普通のおばあちゃん。長い間多くの捨て猫の世話をしてきたんですが、年齢のことを考え「大人も子供も、動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい」と監督に依頼、満期を迎えた自分の生命保険をこの映画の制作資金に提供したんだそうです。

そして監督は4年間、捨てられた犬や猫の現状を追って国内はもちろん海外まで・・・。



公開は10月10日(土)からで、主な劇場は、京都みなみ館(京都)、ユーロスペース(東京)、第七藝術劇場(大阪)、横側シネマ(広島)など。詳しくは公式ページ劇場情報をチェックしてください。


毎日新聞による監督と映画の紹介はこちら
(ソース:毎日新聞

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