4/17/2009

猫の里親(1)

突然ですが、我が家のライラ(右、♀2歳)とクロロ(左、♂1歳9ヶ月)は、広島に住んでいた頃に里親募集のお宅から引き取ってきた子だちです。



猫(犬もそうですが)はペットショップで買うのが当たり前だと思う方も多いのかもしれないですが、世の中には飼い主がやって来るのを待ちながら善意ある方のボランティアでに一時的に保護されている猫が本当に多いんですね。

実際どれだけ多いかは、猫里親募集のサイトに行ってみるとよく分かります。ここでは里親が必要で一時的に保護されている猫達が、全国地域別にリストアップされています。ちなみに今日、4月18日現在では近畿だけでも527件の里親募集が寄せられています。非常に大きい数字だと感じますが、これでも実際に里親を捜している猫達のごくごく一部なんだろうと推測します。

猫が捨てられてたり里子に出されたりする理由は本当に様々だと思いますが、引き取り手が足りていないのはどこでも共通の悩みのようです。我が家でももう少し面倒をみられたらいいんですが・・・と無力さを感じながらも、猫里親募集は定期的にチェックしてしまうんですよね。

いくら引き取り手が足りないといっても、誰でもいいという訳ではもちろんありません。一時保護をされている方が里親として希望する人は、ケースバイケースですがだいたい以下のような条件だと思います。

- 猫を飼える住環境であること(当たり前ですが)
- 愛情を注いで最後まで面倒をみること
- ワクチン・定期検診など健康に十分気を配ること
- 室内飼いをすること(外は危険がいっぱい)

こうしてリストアップすると本当に簡単で当たり前のことばかりなんですけどねぇ・・・。みんなが実践できていれば里親を求める猫の数はもっと少ないでしょうね。本当に困ったもんです。

兎にも角にも、↑ぐらいのことができない・自信がない人は絶対に飼わないように!かわいいだけでは長く一緒には住めません。

もし自分は大丈夫だと自信を持てて、↑の条件を満たしているような人は、里親になることをぜひ真剣に考えてみてください。

春は出産シーズンですし、大事にしてくれる飼い主が必要な猫はこれから増えると思いますので・・・。

それになにより、猫のいる生活は楽しいですよ。
 

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